退職後の手続き

後悔しない退職の仕方|仕事を辞めたいと思いだしたら考えておくべきこと

2020年9月17日

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就職した大半の人は、何度か辞めたいと思うことを経験していると思います。しかし、辞めたいと思っても本当に退職される人はごく一部ですよね。家族や生活のために仕事を辞められないのがほとんどではないでしょうか?

もし、あなたが今の仕事を辞めたいと思っているならば、まずは今本当に辞めても後悔しないかを冷静に分析する必要があると私は考えます。

ピタくま
意外と今の会社で働き続けることが正解なのかも知れませんよ?
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退職して後悔しないための行動

近年では、新型コロナウィルスの影響や世界情勢の変化で倒産する企業も少なくありません。こういった環境の中では再就職についても厳しくなりつつあると言え、退職について今一度冷静に考えてみましょう。

辞めたい理由についてもう一度考えてみる

辞めたい理由によっては、もしかすると現状でも解決する方法が見つかるかも知れません。解決方法があるならば試してみる価値が十分にあり、自分の満足の行く結果に結びつけば辞める理由はなくなります。では、本当に辞めたい理由をもう一度見つめ直してみましょう。

理由①:自分には能力が無い

ピタくま
その職場が好きでも、努力が実を結ばなければ辛いですよね。

私の経験上で参考になるかは分かりませんが、私は技術職の職場で管理職をしていました。部下の能力の差で言えば、専門知識は学歴の差があったとしても、基本的な業務遂行能力は、余程の逸材でもない限り学歴に関係なく個人毎の能力の差に大きな差はなかったように思います。また、上司はその人に合った業務について指示してくれているはずです。ですので結果が出ない理由は、もしかすると自分の行動にあるのかも知れません。次の項目に該当する行動がないか確認してみましょう。

こんな行動をしていませんか?

①周りの人と自分を比べていませんか?

②自分一人で何とかしようとしていませんか?

③担当業務のゴールばかりを考えていて、上司への途中経過の報告を疎かになっていませんか?

④出来ないことや分からないことを相談できずにいませんか?

ピタくま
どうでしたか?当てはまる項目はありませんでしたか?一つでも当てはまる行動をしているならば、改善出来るかも知れません。

対応方法は、ズバリ各項目の反対の行動をすれば良いということになるのですが、なかなか難しいですよね。それでは、こんな方法をご提案しますので、参考になれば幸いです。

対応方法のご提案

周りの人と自分を比べていませんか?

人と比べても良いことは一つもありませんし、どうしようもありません。簡単な例では容姿を誰かと比べてもどうしようもないですよね?なので比べるのではなく、の人の行動の良い点を真似てみてはどうでしょうか?

②自分一人で何とかしようとしていませんか?

人に頼りすぎるのはNGですが、人を頼らないのもNGです。特に上司は、部下の管理責任を問われるために部下の失敗には敏感です。基本的に上司と自分の考え方のベクトルを合わせておくと失敗が少ないです。ですので、担当業務の初期の計画段階から上司と密な計画を立てておくと自分が動きやすくなりますし、後からダメ出しされるリスクが少なくなります。

専門知識については、一朝一夕ではどうしようもありませんので、専門知識を有している仲間に頼ることが重要です。

③担当業務のゴールばかりを考えていて、上司への途中経過の報告を疎かになっていませんか?

上司は業務の進捗状況を常に気にしています。計画の項目が終了する毎、または、計画が止まっている時に状況報告をしてみてはどうでしょうか?

④出来ないことや分からないことを相談できずにいませんか?

出来ないことや分からないことを放置していると、無駄にズルズルと時間が過ぎ精神的にも良くありませんし、職場にとっても良くありません。上司に相談する前に先輩や同僚に相談してみてはいかがでしょう?

そのためにも、日頃から上司や仲間とのコミュニケーションを取り、相談しやすい環境を作っておくことをおススメします。

理由②:自分の能力を活かすことが出来ない

希望する部署に配属されなかった場合や、希望した部署だったが想像していた業務とかけ離れている場合は、能力が発揮し辛いですよね。

頑張ってみてもどうしようもないなら、上司や人事部に配置転換について相談してみてはいかがでしょうか?もし人材不足を理由にしたような拒否の仕方をするようなら、その部署でのあなたの必要性は薄いのかも知れません。逆に、必死にあなたの能力が必要だと引き止められるようなら、あなたの能力はその職場にとって十二分に発揮されていると言えるでしょう。

ピタくま
必要とされている職場で働くことが出来るならそれは幸せなことかも知れませんね。

理由③:上司や仲間からハラスメントを受ける、職場の人間関係がギクシャクしている

ハラスメント行為は受けた側に原因や責任はありません!上司からハラスメントを受けていないのであればまずは上司に相談し、解決しないようならば人事部やコンプライアンス担当部署に相談するのがベストです。

また、人間関係がギクシャクして居辛い場合は、上司や人事部に関係改善や配置転換等について相談してみてはいかがでしょうか?

ハラスメントに関しては、会社からの改善がなされたとしても心の傷が癒えるのには時間を要するため、会社側から手厚い配慮がなされないと根本的解決にはならないのも事実です。

ピタくま
相談する際は自分がどうして欲しいかを会社側にしっかりと伝えておくことが重要です。

理由④:過酷な残業を強いられる、休みが取れない

過度な残業や休日出勤は精神的にも身体的にも良くありません。状況を変えるためにも上司や人事部に相談し業務改善を図って貰いましょう。法定時間を超過するような残業が続き会社からの改善が見込めない場合は、最悪、所轄の労働基準監督署に相談することも考えましょう。どちらにしても、短期で改善されることは稀だと思います。

ピタくま
どうしても辛いなら心身に変調をきたす前にご家族等と転職について考えましょう。

理由⑤:やりたい仕事がこの会社にはない

やりたいことが他にあるならば退職に向かって準備をしましょう。

ピタくま
特に起業をお考えの方は、この準備をしっかりとしておくことが重要です。
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それでも退職をお考えなら

退職の意思が固いなら、退職に向けて沢山やるべきことがあります。ひとつずつしっかりと確認していきましょう。

ピタくま
まずは退職後にかかる税金等について知識を深めましょう

今回は、現状を改善することで退職を回避出来ないかについてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?次回は、退職した後にかかる税金や社会保険料等についてお伝えしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。





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