前回までは退職願を直属の上司に提出したら本部長と対決したり人事課長と専務に呼び出されましたが、今回はその呼び出された結果どうなったかについてをお伝えしていきたいと思います。果たして私は無事退職が出来るのでしょうか?

最後までごゆっくりしていって下さいね~。
前回までのいきさつにご興味がおありの方は、以下のリンクからどうぞです。
前回から更に一週間後
前回、専務と話しをしてからどれ位経ったか忘れましたが大体2週間位だったような気がします。うろ覚えですみません。

元上司が役職を外され他工場に異動となりました。
私が専務と話した数日後に、どうやら元上司は人事課や役員に呼ばれたようで、その結果異動となったようです。ただこの異動は本部長を直接通らない内に決定となってたようで、本部長はこの件に関して相当腹が立っていたようでした。元上司はこの異動で暫くの間うつ状態になってたようで、本部長は本人や彼の部下からヒアリングしてたようです。
この件で、なんで彼はこんなことになったのか、もっとやりようはなかったのかと私に聞いて来る他部署の課長もいました。私的には何度も部長や本部長に何とかして欲しいと伝えて来てました。元上司の処分に関してはもっと早い段階で部長以上の方が対応していたらこんなことにはなってなかったと思ってましたので、その旨をその課長さんにはやんわりとお伝えしました。元上司の異動に関しては後から知りましたが管理部も以前から目を付けていてなんとかしたかったようですが、製造部の人事に関しては本部長が管理部に口を出させないようにしていたために思うように動けなかったとの事でした。
この辞令が出た直後の報告会では「俺の知らない事で、こんなことになったのは何故だ!!どうなってるんだ!!」と怒っていました。当然、誰もこれに反論出来るはずもなく、シーンとしていました。

私は、これまで職能面接の時に散々元上司の嫌がらせについても報告していましたし、報告会でも他部署へのパワハラ発言もしていたのに知らないはずはないでしょ!ってムッとしたので、
「お言葉ですが、本社の他部署でも元上司のパワハラが噂になってる位なのに、お膝元の本部長が知らないはずはないでしょう?」と言いました。

最終的には私の進言が決め手になったのは間違いないですし、黙ったままには出来ませんよね。
本部長はこれに対し、「今回の事は部長からも聞いてないし、俺の知らない所でなんで勝手に管理部が異動させてるんだ!!」と怒鳴られました。
部長からは制止されましたが流石にこれはないなと思い、「異動の決定に関しては知りませんが、これまでのハラスメント行為を本部長が知らないこと自体がおかしいんじゃないですか?」と言い返しました。

この時、これで辞められるならそれでも良いと思いましたし、そもそもこんな理不尽を黙っておくことなんて出来ませんでした。
私が更に嚙みついたことで、周囲の空気は凍り付きます。暫くの沈黙の後、
「分かった、この件は後で話しをしよう。」と、本部長。
これは最悪、クビかな?と覚悟しましたが・・・

そして報告会も終わり、別室に呼ばれました。
本部長の開口一番は、これも予想の斜め上の展開で「お前は来期から本社の生産技術課の課長になって貰う。」でした。

あ~、これも専務が動いたんだなと直ぐに理解しました。
まぁ元上司の事は一旦置いといて、この件をまずは何とかしないとと思い、
「辞めようとしている者を何故、異動させるんですか?そんなのお受けできませんよ?何よりそんなやる気の無い者が行くと部下が困るじゃないですか!」とキッパリと断りました。
それでも「ダメだ!」と言われてしまいます。仕方ないので、
「労働者には辞める権利があるはずです。本部長は私の人生の責任を取ってくれるんですか?」とまで言いました。
「そんな責任は取れないが、辞めた後にお前が後悔しないようにするのも上司の責任だろう?」と言い返されます。
「私はそんな後悔はしませんし、そこまで気にして頂かなくて結構です!」と答え、暫くやり取りが続きました。
膠着状態がしばらく続いた後、本部長は話しを変え、元上司の話しをし始めました。
「あいつの今の状態を知っているか?」と聞かれたので、「噂では聞きました」と答えると、「なんであいつがあんな目に合わないといけないんだ!」と言って来たので、
「本部長、そうなったのは残念な事ですが、あの人のせいで何人の人が彼に泣かされて、彼の今の状態に近い状態になったか知っていますか?私もその一人で助けて欲しいと言ったじゃないですか!」と答えました。
「その時は、口頭で注意したぞ!」と言うので、「その後、どうなったか知ってますか?それまで以上に陰湿になりましたよ!」と答えると、
「お前は、それでもアイツがあんなになってどうとも思わないのか!」と怒鳴られたので、
「残念だとは思いますが、私は彼から何度も嫌がらせを受けましたし部下にも相当酷いことをしていたので仕方ないと思います。もっと早く対応してれば結果は違ってたと思います。」と答えると、この言葉も気に入らないようで更に怒ってまくしたてられました。
私はここしかないなと思い、「分かりました!!この件は先日、私が専務に聞かれたので異動を進言しました。この件でそうなったのなら私に責任があるので責任を取って退職します!!」というと、
「では、お前が全責任を負うんだな?分かった!!」との答えが!!

やった!これで辞められる!!と、心の中では万歳三唱してました(笑)
「では、退職願を改めて提出させて頂きます。」と立ち上がろうとすると、急に冷静になったのか
「やっぱり駄目だ!!」といきなり顔つきが軟化しました。
続けて、「まぁ、あいつも俺の注意を聞かずにああいう行動を取った結果だったし仕方ないと言えば仕方ないな・・・」と、明らかに慌てている様子が伺えます。
しかし、ここで辞められないのは痛いので、「いえ、辞めさせていただきます。」と伝えると、「今日は時間がないので、この件は後日改めてにさせて貰う」的な事を言われ逃げられました。
本部長が帰った後、部長に「お前、良くあんなこと言えるわ」と呆れられましたが、「いや、本気で辞めたいんで!」と答えました。部長は終始ヒヤヒヤしていたことだったと思います。
落ち着いてから、あ~!この私の異動は専務発信なので、私に辞められると本部長の立場が無くなるんだなと理解しました。
また、この私の異動は元上司を異動をさせた原因が私にある事を皆に知られる事を前提として私を守るためにあるのと、組織再編成のために他工場の課長としての実績を作らせるための措置なんだなと上層部の思惑が少し見えた気がし、クビはないだろうなという感触がありました。
今回は、長くなったのでここまでにしたいと思います。
今回の事を振り返って
思わぬ展開になって精神面も相当削られましたが、今辞められるならと思って頑張りました。
頑張りましたが・・・

奮闘空しく、今回も辞めさせて貰えませんでした・・・
私の進言から元上司の異動が配置を含め残念なことになったこと、また、精神的に病んでしまったのは申し訳ないと思いますが、私も彼の嫌がらせによって心臓系の病院に半年ほど通院したので当然だろ!と思う気持ちが強いのが正直な所です。彼の異動に関する進言は彼に苦しめられ続けている他の方の事を考えても間違っていなかったと今でも思っています。また、恨みつらみで異動を進言した訳ではないことだけはお伝えしておきます。
今回はディープな話しになってしまいましたが、人間関係がこじれて退職する場合は誰もがハッピーな結末になることはなくて、何かしらのしこりを残してしまうと思います。
退職で無駄にストレスを溜めたくないなら
私のように長期戦になるのが嫌な方や、そもそも上司と話したくないとか、何を言っても辞めさせて貰えそうにないなら退職代行サービスを利用してみるのもアリかと思います。
ただ、退職代行サービスの多くは会社と交渉が出来ないものが多いので注意が必要です。

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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。