前回は、退職するための準備と妻に退職することを相談した所までをお伝えしましたが、今回は本題の部分上司に退職願を提出する所をお伝えしていきたいと思います。

最後までごゆっくりしていって下さいね~。
前回までのいきさつにご興味がおありの方は、以下のリンクからどうぞです。
上司に退職願を提出する
ネットで退職願の書き方を検索して、退職日を12月20日にして提出することにしました。
良くテレビドラマで辞表って書いた封筒を提出するシーンがあるのですが、あれは公務員や役員の方が辞める時に提出するもので、会社員の場合は退職願を提出する必要があるので注意です。
私の勤めていた会社の就労規則には退職願を辞める1か月前までに提出する必要があったので、規則に従って提出することにしました。なので時期としては2020年11月の初旬だったと思います。
少し脱線してしまいましたが、いつものように出社し上司(部長)が出社するのを待ちます。上司も私も出勤時間はかなり早いので事務所には誰もいないので、上司の出社と同時に話を切り出す作戦です。

ここからは、少し会話形式でお伝えします。
いつもの時間に上司が出社したので、
私:「おはようございます。少しお話があるのですが・・・」
上司:「分かった、話って?」
私:「ここでは、ちょっと・・・」
上司:「そしたら場所変えようか」
と、小さな打合せ室に行き、話をすることに。
上司:「で、話って何?」
私:「実は・・・」
と、言って退職願を取り出して上司の前に置きました。
上司:「マジで?」
私:「はい」
上司:「なんでまた?」
私:「自分の力をここではない所で試してみたくなりました。」
上司:「ここでこれまで通り、思う存分力を発揮したらどう?」
まぁ、この辺りは予想通りですよね。
私:「管理職の仕事がしたい訳ではありません。何をするとはまだ決めていませんが、自分が面白い!と思えることを、一から十まで自分で考えてやりきることがしたいんです。」
上司:「ここには、それはない?」
私:「ありません!」
上司:「何をするかも決めてないのに辞める?嫁さんはなんて?」
私:「妻は辞めてもいいと言ってくれてます。」
上司:「家のローンも残ってるだろ?それはどうするの?」
私:「退職金の一部を使えば完済出来ます」
上司:「それでもきついだろ~。せめてその次のボーナスまで何をするか決めてみたら?」
私:「そのボーナスの日が来たら、また次のボーナスの日までって言われるのでお断りします。それに、挑戦するなら体力のあるこのタイミングしかありません。」
この後しばらくこの件がループしたり、人間関係の話になったり、私の部下のスキルの話になったりしました。
上司から出てきたキーワードには、【課長になるとそう簡単には辞めることは出来ない】や【部下が育ってないだろ】とかは普通に出てきましたね。
私の切り返しとしては、「そんなこと言ってたらいつまでも辞める事が出来ませんし、そういうことは会社が考えることですよね?」的なことを言ったと思います。
後、【お前がいないと困る】も当然出てくる訳ですが、「私がいないとなんともならないなんてあり得ません。いなくてもどうとでもなります。」でした(笑)
結局、この日は結論は持ち越しになり、後日、本部長とも話すこととなりました。


当然、一回で受理されるとは思ってませんでしたが、本部長まで出てくると結構しんどいことになるのでここからが大変でした・・・
と言うことで、次回は部長&本部長との対決?についてお伝えしていきたいと思います。
今回の事を振り返って
会社や上司の事情ですんなり一発で退職願を受理されることは早々ないのかなと思います。
私の場合は、課長だったこともあって特にそうだったのかも知れませんが、辞める人員と同等のスキルを持った人がいなかったり、そもそもギリギリの人員配置となっている職場では余裕がないので引き止められるのは当たり前なのかなと思います。
でも、辞める人にはそういった背景は会社の都合なので全く関係ないので遠慮する必要はないんです。
が・・・

そうはいってもお世話になった方やこれから負担をかけてしまう同僚の事を考えてしまいますよね。
自分のせいで誰かが辛い想いをするって考えだすと辞めない方がいいのかなとか考えてしまいますよね。
他の方の事を考えると仕事が切りの良い時に切り出そうかと思ったりしますが、そもそも仕事に切れ目なんてないのが実情なのでそういうタイミングを考えてしまうと結局辞められなくなります。
そういった事も想定して退職する意向を伝えるまでをしっかりとシミュレーションしておくと、考え方がブレないのかも知れませんね。
退職が切り出せなかったり、辞めさせて貰えないなら
上司と話したくないとか、そもそも辞めさせて貰えないなら退職代行サービスを利用してみるのもアリかと思います。
ただ、退職代行サービスの多くは会社と交渉が出来ないものが多いので注意が必要です。

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気になる方は、この退職代行サービスについての記事もありますので、是非、ご一読下さいませ。

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この記事があなたの参考になれば幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。