前回は、退職願を出して数週間経った時に元上司の異動辞令を発端として、本部長と再度対決をすることになった所をお伝えしましたが、今回は私も異動になった所をお伝えしていきたいと思います。

最後までごゆっくりしていって下さいね~。
前回までの内容が気になる方は、以下のリンクから読む事が出来ますので良かったら合わせてご一読くださいませ。
職能面接から
さてさて、前回本部長に逃げられた後どうなったかと言うと、部長も本部長も腫れ物に触れないようにやんわりと私から逃げていました。
事が動いたのは前回から2か月後位の職能面接の時でした。
本部長から「3月21日付けで本社の生産技術課の課長として頑張って貰う。」と言われました。周りから見れば栄転と言うことになるんでしょうかね?

ちっともそんな気がしないんですが・・・
私は、「でもそこには課長代理の〇〇君もいるじゃないですか。彼もやりにくくなるでしょうし私は辞めたいんですが!」と伝えました。
「まぁ、あいつも他部署を経験したことないので、他部署の者のやり方を学ぶには良いんじゃないか。」と呑気な事を言う本部長。
まぁ、本件は専務の意向なので本部長的にはどうにも出来なかったんでしょうね。

「それに今更、新しい部署で人間関係を構築するのはうんざりです。特にあの課は殺伐としていて自分には合いません。良い機会ですし、諦めて辞めさせていただけませんかね?」と言うと、
「まぁ、1年位黙ってニコニコと座っていてくれるだけでいいよ。」という本部長。本部長の退職後に組織が再編成される計画のようで、本部長的には"俺がいる間は波風を立ててくれるな”という事なんだと思います。
「俺も後1年だろうから、俺が辞めた後、頃合いを見てお前も辞めれば良いよ。」と本音がダダ洩れな本部長。

これは何を言っても完全に馬の耳に念仏状態ですわ・・・
この頃の私は元上司の異動の件もあって、自分の事であまり周りの人が不利益を被るのは良くないなと考えるようになっていたので、退職が間近な本部長まで不幸にするのは嫌だなと思うようになってました。
なので、異動は一旦受けて、本社に異動してから専務と話しが出来る人事課長や他の管理部の課長にアピールしていくこととしました。
退職日の目標は6月のボーナスを貰った後としました。

そして本社に異動となりました。案の定、課員同士は殺伐としています。私は良くこんな中で仕事出来るな~と思いましたが、まぁ辞めるまでの我慢だと思いつつ、課長代理には「私の存在は気にしなくて良いから今まで通りに伸び伸びとしてほしい」と伝えておきました。
私は本部長が退職になった後、組織が動きやすくなるように部長や本部長に掛け合ったり、課長代理と係長とで今後の中長期計画を作る事にしていたと思います。暫くすると、詳しく書けないですが本社の内情が見えてきました。
本社に異動になってからは事業継続に関する計画を策定しているプロジェクトリーダーの課長と設備投資に関し絡む事が多くなりました。この課長さんは専務と話しが出来る課長の一人で、メンタルヘルスを担当している部署の課長さんでした。
当然、私の事も当時からお世話になってたので知ってますし、本社の生産技術課の内情についても詳しいようでした。私は、事あるごとにこの課長さんと私の進退やこの課のメンタルヘルスについて何とかならないかと話していました。
そんな中、開発部、品質保証部、営業部も絡む本部長発案の設備導入の検討会が開催されることになりました。私は本部長からこの一件を任されることになりました。しかし、この設備導入については他部署含め、手間が増えるだけで品質リスクも高く誰もが反対という状態でした。検討会は繰り返されましたが、難航し思うような結果にならず本部長はイライラしており、私も自分の本心と本部長の指示との間で立ち位置がブレていたと思います。詳細はお伝え出来ませんが最終的には役員会議で検討されることとなり、結果、延期ということになりました。

この案件が延期になってみんなホッとしたと思います。
私はこの案件で何度か本部長に呼ばれ叱られましたが、強引に計画を進めようとする姿勢と部下に責任を擦り付けるような行動を見て我慢していたことが心底アホらしくなりました。
本部長的には面白くなかったと思います。どうかは分かりませんが私にも見切りを付けようとしてたんじゃないでしょうかね~。

丁度この頃、人事課長と別件で話す機会があったので、「もう限界だから辞める事にする」と伝え、またメンタルヘルス担当課長にも同様に「もう無理!」と伝えました。

すると、数日後専務から呼び出されました。
という所で、続きは次回にしたいと思います。
今回の件を振り返って
今回は、自分の退職で周りの人に迷惑をかけたくないという想いから異動を受け入れ、退職のタイミングを見計らってましたが、結局、理不尽な事を言われたりで退職を延期したことを後悔する羽目になりました。
辞める!!と決断するまでは冷静に本当に辞めても大丈夫か、一時的な気の迷いじゃないかと考えて、辞めると決めたら自分がブレない姿勢を貫く事が大事だという事例になったのかなと思います。
もし本気で辞めたいならこうならないようにしてくださいね。
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。